初めて猫を飼う人に良くある疑問をまとめました。

  • 2019-04-16
  • スタッフブログ

今回は、初めて猫を買う人のために、良くある疑問とそのお答えをまとめてご紹介していきたいと思います。日本国内では、ワンちゃんをペットとして飼っている人と並んで猫を飼っている人も多く存在しますね。特に近年では、猫好きの方も非常に増えているようで、多くの猫が住んでいる島が『猫島』として一大観光地化してしまうような現象まで起きています。
しかし、日本国内では、飼いきれなくなってしまった猫を捨ててしまい、街中に野良猫があふれかえっていることが長年問題となっています。猫はその愛らしい見た目から飼ってみたいとと考える人も多いものですが、きちんと病院に連れていき避妊処理をしなければ、いつの間にか子供を産んでしまって困ってしまうなんてことも少なくありません。そこで本稿では、誰にも迷惑をかけず、長く愛猫とと暮らしていくためのポイントをご紹介していきます。

Q.家にきたら何をするの?

A.環境に慣らすために、ケージに入れて見守ろう。
猫は囲われているほうが安心するので、ダンボールなどでお家を作ってあげよう。

Q.トイレのしつけはいつから?

A.来た日からトイレの場所を教えてあげよう。
(トイレをしそうになったら、トイレに連れて行ってあげて出来たら褒めてあげよう。もし失敗しても怒らず黙って片付けてね)

Q.ごはんの量は?

A.はじめの2~3日は、ショップやブリーダーさんからの指示通りあげよう。
家に慣れたら、便がゆるくならない程度に少しずつ量を増やしてあげよう。

Q.噛み癖が直らないんだけど?

A.お母さんと兄弟と離され、噛まれたら痛いという事が分からないから、噛まれたときにリアクションを大げさに痛いと表現してあげよう。

Q.成猫のワクチン接種はどうしたらいいの?

A.近年の研究で、抗体が1年ではなくならないことが分かり2~3年に1回の接種でOKです。ただ個体差があるので心配な方は獣医さんに相談してください。

Q.子猫のワクチン接種はどうしたらいい?

A.生後30日以降で1回と、生後100日前後で1回接種します。
(獣医さんによっては、3回接種と言われることもあります。)

Q.狂犬病ワクチンは?

A.完全室内飼いの猫の場合は、必要ないと言われています。
生後90日以降の猫に年に1回が目安です。
(病気治療中または老猫は獣医さんと相談してください。)

Q.ワクチン接種は何があるの?

A.3種・4種があります。
基本は3種ですが、生活環境に応じて、獣医さんと相談してください。

Q.避妊去勢手術の時期は?

A.生後5ヶ月前後に行うとホルモンのバランスの関係で太りにくいと言われています。

Q.避妊手術はした方がいいですか?

A.妊娠を望まない場合はした方がいいですが、1頭飼いの場合はしなくてもいいです。
ただ猫は、発情がきつい為、外に出てしまい交通事故に巻き込まれる事があるので、手術をしない場合、脱走しない管理を徹底する必要があります。

Q.去勢手術はした方がいいの?

A.猫のオスはメスが発情すると追いかけるので、交通事故や喧嘩で命を落としてしまうこともあります。
マーキングの臭いもきつい為、交配させないのであればした方がいいと言われています。

Q.市販されているノミ・マダニ予防薬は効きますか?

A.市販されている薬は忌避だけで予防できる薬ではありません。
動物病院で処方される薬は、ノミやマダニがさして血を吸ったら死ぬので病院で処方してもらうのをおすすめします。

Q.猫はどこを触っても大丈夫?

A.基本気まぐれな動物なので、触って怒らない場所を見つけてあげてください。

Q.色んな種類のフードが売っているけど、何を食べさしたらいいですか?

A.基本的にはドライフードがいいです。缶詰は柔らかくて水分が多いので老猫や子猫には食べやすいです。
ただし、缶詰は歯石がたまりやすいです。

Q.猫がごはんを食べません。どうしたらいいですか?

A.匂いを嗅ぐかどうか見てください。匂いを嗅いでから食べないときは、口の中に異常がないか確認してください。食べたくても食べられないこともあります。
(猫は年齢を重ねると口内炎が出来やすくなることがあります)
口の中に異常がない場合は、わがままで食べないということもあります。
安易に色んなものをあげるのは控えてください。
食べなければおいしいものが出てくると勘違いします。
フードを出しても、見向きもしない場合は体調が悪いこともあるので病院に相談しましょう。

Q.食べてはいけないものはありますか?

A.よく知られているのは玉ねぎです。
他に、ネギ類・にんにくなどの球根類は貧血の原因になるので、与えないでください。
チョコレートも駄目です。これも貧血の原因になります。
ぶどう類は、腎臓の機能を破綻させる為与えてはいけません。
いちごなどキシリトールを含む食べ物は、個体差はありますがあげない方がいいです。
肝機能を低下させる恐れがあります。

Q.猫の妊娠期間は何日?

A.約60日。多胎妊娠(1~5匹くらいが多い)。
35~36日でエコーで確認でき、45日以降でレントゲンで確認できます。